OPENING MANGA / 3 PAGES
原稿を整えていたら、公開まで一週間。
レンは、原稿と写真を全部そろえてから相談しようと考えていました。しかし公開予定は来週。文章の後に残るデザインと実装を確認する時間がありません。



相談時に必要ターゲット・商品情報
→期間を左右範囲・資料・確認・環境
全部そろう前に、公開日から逆算する。
LP制作の期間は、ページの長さだけでは決まりません。どこまで頼むか、現在ある資料、誰がいつ確認するか、どこへ公開するかで変わります。
原稿、写真、顧客調査が全部そろうまで、相談を待つ必要はありません。最初に必要なのは、ターゲットの情報と、商品・サービスの詳細です。公開希望日も分かれば、そこから必要な確認日を逆算できます。
この記事では、一般的な期間を一つに決めつけず、相談から公開までの流れと、期間が変わる条件を整理します。後半では、親バカ社長の漫画LP制作で正式に提供している「7日で公開し、公開後30日間改善する」工程も、開始条件と一緒に紹介します。
この記事で分かること
- LP制作を相談してから公開するまでの流れ
- 制作期間を変える四つの条件
- 依頼者がDay 2・3・6に確認する内容
- 原稿や写真がない段階で相談できる範囲
- 公開希望日から逆算するための相談テンプレート
LP制作は、資料が全部そろう前に相談してよい
相談する前に、LP用の原稿と写真を完成させる必要はありません。
親バカ社長の漫画LP制作で、Day 1を始める前に必要なのは、主に次の二つです。
- ターゲットの情報:誰が、どんな状況で商品やサービスを探しているか
- 商品・サービスの詳細:内容、価格、提供条件、現在分かっている特徴
原稿、写真、顧客調査は、相談時点ですべてそろっていなくても大丈夫です。顧客調査は可能な場合に行い、原稿、ファーストビュー、漫画、デザインは、一本のメッセージを決めた後に作ります。
DIAGRAM 01 / BEFORE CONSULTATION

ただし、商品そのものが決まっていない状態と、商品は決まっているがLP用の文章がない状態は別です。
価格、提供方法、契約条件がまだ決まっていない場合は、LP制作の前に商品の条件整理が必要です。一方で、販売する内容が決まっているなら、LP用の文章がなくても相談できます。
セールスライティングを依頼する前の記事では、文章だけ、調査・構成込み、LP公開までという依頼範囲の違いを整理しています。
コミコ商品説明しかなくても相談できますか?
親バカ社長相談できます。ただ、商品そのものが未確定なのか、LP用の文章がないだけなのかは分けて考えます。
LP制作の流れは、相談から公開後の改善まで八段階
私が漫画LPを制作するときは、いきなりデザインや文章から始めません。
DIAGRAM 02 / EIGHT STEPS

1. 相談する
最初に、ターゲット、商品・サービスの詳細、公開希望日、現在ある資料を確認します。
この段階で原稿が完成している必要はありません。誰へ何を販売するのかが分かれば、足りない材料と制作範囲を整理できます。
2. ヒアリングする
商品の特徴だけでなく、顧客が困っている場面、購入後の変化、よく聞かれる質問、販売時の条件を聞きます。
説明を増やすためではありません。どの事実を、どの順番で見せるかを決めるためです。
3. 顧客・商品・市場を調べる
可能であれば、顧客の言葉、相談記録、レビューなどを確認します。あわせて、商品と市場、比較される選択肢を調べます。
顧客調査ができない場合は、確認できた事実と仮説を分けます。分からない顧客の声を作ることはしません。
4. 一本のメッセージ・テーマを決める
調査したことを全部載せるのではなく、そのLPで一貫させるメッセージを一つ決めます。
親バカ社長の7日進行では、Day 2にこのメッセージ・テーマを依頼者へ確認します。同じメッセージに沿ったファーストビュー案も、この時点で確認します。
5. 構成と文章を作る
メッセージが決まった後に、見込み客の悩み、解決方法、根拠、料金、CTAの順番を作り、文章へ進みます。
漫画LPの構成とシナリオでは、漫画、文章、証拠、CTAの役割分担を詳しく説明しています。
6. 人物・漫画・デザインを作る
Day 3では、人物と漫画の雰囲気を確認します。絵柄だけでなく、商品や顧客の解釈がずれていないかを確かめます。
「かわいい絵が好きか」だけで選ぶ工程ではありません。人物の年齢、立場、感情、商品の見せ方が、想定する顧客と合っているかを見る工程です。
7. 実装・計測・完成前確認を行う
デザインをスマホ対応のLPとして実装し、フォーム、リンク、表示、基本計測を確認します。
Day 6では、完成前の細かな確認を行います。文章の流れ、言い方、事実、商品条件などを依頼者に見てもらい、公開前に整えます。
8. 公開し、反応を見て改善する
LPは公開した瞬間に正解が確定するものではありません。実際の訪問者がどこまで読み、どこで止まり、CTAへ進んだかを確認します。
親バカ社長の現在の漫画LP制作では、公開後3日目、7日目、14日目、21日目、30日目を軸にGA4とClarityを確認し、必要に応じて文章、構成、デザイン、漫画まで改善します。
LP制作の期間を変える四つの条件
「LPは何日でできますか?」への答えは、制作会社名より先に、次の四条件で変わります。
DIAGRAM 03 / FOUR FACTORS

1. 依頼する範囲
文章だけ、デザインまで、実装まで、公開後の改善まででは、必要な作業が違います。
漫画LPの場合は、通常のLP制作に加えて、人物設計、漫画シナリオ、作画、文字確認も必要です。漫画LPの費用と見積もりの読み方では、金額だけでなく六つの制作範囲へ分けて確認できます。
2. 現在ある資料
商品資料、価格表、既存サイト、営業資料、過去の問い合わせ、顧客の声などがあれば、事実確認を進めやすくなります。
資料の見た目を整える必要はありません。バラバラのままでも、何が確認済みで、何が仮説かを分けられれば使えます。
3. 確認者と返答速度
制作自体が進んでも、社内確認が終わらなければ公開できません。
最終判断者が誰か、どの段階で何を確認するか、返答できない日はいつかを先に決めます。確認者が複数いる場合は、意見をまとめる担当者も必要です。
4. 公開環境と外部連携
静的なLPを公開する場合と、既存のWordPress、決済、予約、CRMへ組み込む場合では確認量が違います。
独自フォーム、決済、複雑な計測、既存システムとの連携がある場合は、制作開始前に範囲と担当を確認します。
公開されている制作期間は、同じ条件ではない
LP制作について、統一された公的な標準期間はありません。制作会社が公開している期間も、含まれる仕事によって違います。
たとえば、LP制作.jpの公開記事では標準的な例として4〜6週間、StockSunの公開記事では4〜8週間という目安が紹介されています。一方で、クラウドソーシングには2週間を希望する案件や、プランによって数日から数十日まで変わる公開例もあります。
これらは市場平均ではなく、それぞれの公開例です。原稿支給か、調査や構成を含むか、デザインだけか、実装までかをそろえずに数字だけ比べても、自社の納期は決まりません。
公開日から逆算して、三つの確認日を置く
公開日だけを決めても、途中の判断日が空欄なら制作は止まります。
親バカ社長の7日進行では、Day 2・3・6を主要確認日にしています。
| 確認日 | 依頼者が確認すること | この日に止める手戻り |
|---|---|---|
| Day 2 | 一本のメッセージ・テーマ、同じメッセージに沿ったファーストビュー案 | 構成やデザインを作った後で、伝える内容から変わること |
| Day 3 | 人物、絵柄、漫画の雰囲気、キャラクター解釈 | 漫画を作り進めた後で、人物や世界観が違うと気づくこと |
| Day 6 | 文章の流れ、言い方、商品条件、完成前の細部 | 公開後に表現や事実の間違いへ気づくこと |
確認は「好き・嫌い」を聞くためだけではありません。後の工程へ進んでよいかを決めるゲートです。
親バカ社長の漫画LP制作は、7日公開+30日改善
現在の漫画LP制作では、契約、入金、必要資料がそろった翌日をDay 1とし、次の順で進めます。
| 日 | 主な作業 | 依頼者の確認 |
|---|---|---|
| Day 1 | ターゲット、商品・サービスの詳細をもとに調査・課題整理 | 不足する事実や条件への回答 |
| Day 2 | 一本のメッセージ・テーマ、ファーストビュー案 | メッセージとFV案の確認 |
| Day 3 | 人物設計、漫画の雰囲気、漫画1ページ目 | 絵柄とキャラクター解釈の確認 |
| Day 4 | 漫画とコピーの制作 | 必要な場合のみ事実確認 |
| Day 5 | LPデザイン、スマホ対応、HTML実装 | 必要な場合のみ環境確認 |
| Day 6 | 修正、基本計測、表示・品質確認 | 文章の流れ、言い方、細部の確認 |
| Day 7 | 公開、計測開始 | 公開状態の確認 |
7日目は、作って終わる日ではありません。市場へ出して、反応を制作材料に変える開始日です。
商品、価格、ターゲットなどの前提が途中で変わる場合や、主要確認への返答を待つ場合は、その分だけ日程を調整します。WordPressへの再構築、独自フォーム、決済、CRM、高度な計測などが必要な場合も、契約前に範囲と日程を確認します。
コミコ7日なら、どんなLPでも同じ日程ですか?
親バカ社長同じではありません。ターゲットと商品情報がそろい、Day 2・3・6の確認が進むことが条件です。前提変更や確認待ちがあれば日程を調整します。
LP制作を相談するときの記入テンプレート
きれいな企画書を作る必要はありません。分かる範囲で、次を送れば相談を始められます。
- 公開希望日:未定の場合は、販売開始や広告開始の予定
- 商品・サービス:内容、価格、提供方法、含まれるもの
- ターゲット:誰が、どんな状況で探しているか
- LPでしてほしい行動:購入、無料相談、予約、資料請求など
- 現在ある資料:既存サイト、営業資料、写真、問い合わせ、レビュー
- 確認者:最終判断する人、確認に参加する人
- 希望する依頼範囲:調査、文章、漫画、デザイン、実装、改善
- 公開環境:未定、静的サーバー、WordPressなど
書けない項目があっても構いません。空欄があることと、相談できないことは別です。相談時に「分からない」と分かれば、先に決めることを整理できます。
契約前チェックリスト
- Day 1を始めるために必要な情報が分かる
- 調査、文章、漫画、デザイン、実装の担当が分かる
- 誰が最終確認するか決まっている
- 途中の確認日と確認内容が分かる
- 確認待ちや前提変更で日程が変わる条件が分かる
- 修正回数と、大幅変更の扱いが分かる
- スマホ対応、フォーム、計測、公開作業の範囲が分かる
- 公開後の分析・改善が含まれるか分かる
- 納品形式と、納品後に自社へ残る仕事が分かる
漫画LPを自作・個人・制作会社のどこへ頼むかを迷っている場合は、価格より先に、自社へ残せる仕事を確認してください。
まとめ|原稿の完成より先に、公開日と役割を決める
- LP制作期間は、依頼範囲、資料、確認速度、公開環境で変わる
- 原稿、写真、顧客調査がそろっていなくても相談できる
- 最初に必要なのは、ターゲット情報と商品・サービスの詳細
- 公開日だけでなく、メッセージ、漫画、文章の確認日を決める
- 親バカ社長の漫画LP制作は、条件がそろった翌日から7日で公開する
- 公開後30日間は、実際の反応を見て改善する
全部そろうまで待つのではなく、今ある資料と公開希望日を先に見せてください。そこで誰が何を作り、いつ確認するかを決めた方が、後戻りを減らせます。


